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アジア鯉問題が連邦最高裁に ミシガン湖の生態系を懸念
1/12/2010

 デスプレインツ・リバーやイリノイ・リバーで繁殖したアジア鯉がミシガン湖に侵入するのを阻止するため、ミシガン州のマイク・コックス法務長官は1月4日、イリノイ州に運河の閉鎖を求めて連邦最高裁判所に訴えた。食欲旺盛で繁殖力の強いアジア鯉がミシガン湖の生態系を変えてしまうことを懸念したもの。ミシガン湖の漁業産業は70億ドルにのぼると見られている。
 コックス法務長官が訴えているのはシカゴ近くにあるカルメット運河のオブライアン・ロック&ダムとイリノイ・リバーで、この2カ所をせき止めなければミシガン湖が危ないと主張している。
 イリノイ州でもアジア鯉についての懸念は続いており、生息地拡大を阻止するために電気ネットを水中に設置するなどの対策をとっている。しかし、増水時にネットをすり抜けたり、洪水時に他の水路に移動するなどして、アジア鯉の生息地は拡大の一途をたどっている。
 クイン州知事は昨年8月に300万ドルの予算を取り大学などの研究期間にアジア鯉の駆除を実施させたが、一網打尽には出来なかった。今年初めには新に1300万ドルの予算を取り、アジア鯉対策に当たっている。
 ミシガン州の訴えに対してクイン州知事は、ミシガン湖の生態系を守ることは大事だとしながらも、2つの運河は水上交通に重要な役割を果たしており地域経済に影響するため、両者のバランスを取りたい意向を示している。

協力 : シカゴ新報



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